2024.02.26
野球やバスケなどでボール捕球時に指先から突き指して負傷する事が多い怪我です。
指の第1関節(DIP)が下方へ曲がって真っ直ぐに伸ばせなくなり、痛みや腫れを
伴います。
マレットとは英語で木槌を意味し、フィンガーが指、負傷した指の外見から
マレットフィンガー、槌指と名付けられたようです。
又、第2関節(PIP)が反り返り(過伸展)、第3関節(MP)が曲がったタイプを
鶴の首の形に似ていることから「スワンネック変形」と言います。
第1関節で伸筋腱が切れたタイプを腱性マレット指、骨折したタイプを骨性マレット指と
言い、2つのタイプが有ります。
治療は新鮮で腱性のものは長期の外固定をし(6週から10週、時間が経ったものは手術)
骨性のものは殆どが石黒法と言う経皮的ビニングの手術となります。
いずれも怪我をしたら早めに整形外科や外傷を扱う接(整)骨院へ受診し、変形を残さない
ようにする事が大切です。
浦和別所のほねつぎ さいたま市南区武蔵浦和 関口接骨院